こんばんは、院長の丸山です!
大変基本的なところで恐縮なのですが、本日は虫歯や歯周病にならないための歯磨きのポイントについてご説明させていただきます。しっかり覚えてるし虫歯なんて一本もないよ!という方は大丈夫なんですが、小学生やもっと前の段階で教わったきりでうろ覚えの自己流になってしまっている場合もあると思いますので、皆様のお口の健康を守る一助となるよう書いていきます…!
これだけやればいい(?!)歯みがきのポイント3選
歯頚部(歯と歯ぐきの境目)
検診にいらっしゃった患者さんがチェアーに寝てもらい、口を開けていただくとします。そのときに私や衛生士さんがいちばん気になるのが、この歯頚部(しけいぶ)が磨けているかどうかです。ここの状態を見て、普段から歯磨きをどのようにどれくらい行っているかを慎重に推し量ります。
ここが虫歯、歯肉炎、歯周病の全てに関わる最重要ポイントなのですが、口の開け方が小さいと唇が邪魔をして見えていないことが多く、結果的に磨けていないまま歯磨きを終えてしまっているのではないかと私は考えています。
ここには硬い歯と柔らかい歯ぐきが組み合わさって生まれる歯周ポケットという構造があり、そのポケットの中に特に汚れが溜まりこみやすいのです。
画像のように歯をむき出しにして磨いてもらうとよいでしょう。歯磨きをしているときは大体ひとりで磨かれると思いますので、気兼ねなくやってください。。。
下顎前歯舌側(下の前歯の裏側)
次にこちら、下の前歯の裏側です。ここはかなり歯磨きができてて綺麗だな、という方でも歯石が付着しがちな部位となっています。私も先日衛生士さんに歯石をとってもらいました。上の歯に比べて下の歯の方がカーブが小さいため、歯ブラシの動かし方で言う横磨きだけではこの小さな凹凸の部分に毛先が当たらないためかと思います。
歯磨きは横磨きが基本なのですが、ここだけは歯ブラシを縦に構えて磨かないといけないでしょう。この点においては歯ブラシのヘッド部分が小さく薄いものを選択する方が歯磨きがやりやすいと言えます。
咬合面(奥歯の噛み合うミゾ)
最後に咬合面、奥歯のミゾの部分です。ほとんどの場合は噛み合って互いにこすれ合うことで食べかすは残らないのですが、ミゾの奥深くに入り込んでしまったものは歯ブラシで取り除く必要があります。
お子様の生えたばかりの奥歯は乳歯も永久歯もこのミゾが深くクッキリとしているため、特に注意して磨く必要があります。保護者の方はご自分も注意していただく他、お子様の仕上げ磨きも大切となります。
いかがでしょうか。
細かく上げていくとキリがないのですが、まずはこの3点!これらが磨けているだけでかなりお口の中の様子は違ってきます。ぜひお試しください!
マール歯科こどもおとな歯科
住所:愛知県 名古屋市千種区 池下 1丁目11-10 エクセルアビタシオン201
NEW
-
2024.11.12
-
2024.11.08キシリトール配合のガ...本日11月8日はいい歯の日ですが、コンビニでもスー...
-
2024.10.29被せ物を作るときは歯...被せ物を作るときは歯を削って型取りをすることに...
-
2024.10.12「虫歯を一気に治した...院長の丸山です。歯医者としてアンテナ高くあるた...
-
2024.09.27場合によっては抜いた...場合によっては抜いた方がいいかもしれない、とい...
-
2024.09.12ドクターズ・ファイル...院長の丸山です。https://doctorsfile.jp/h/217430...
-
2024.09.08【お知らせ】本日9/8(...既に予約が大変混みあっておりまして、14時最終受...
-
2024.09.06隣に過剰歯と思われる...隣に過剰歯と思われる残根があり、除去を行ってか...