キシリトール配合のガムやチョコレートについてお伝えできること

query_builder 2024/11/08
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本日11月8日はいい歯の日ですが、コンビニでもスーパーでも、ドラッグストアでも、目に入れないのが困難なほど売り場には菓子類があふれています!片っ端からカゴに入れたいと思う気持ちは歯医者のわたしも変わりません。わたしは年中うっすらとダイエット中なので諦めるしかないのですが、ダイエット以外にもやはり虫歯の原因になるという点においても諦める他ありません。


しかし、もしあなたがダイエットをしていない方でしたら、キシリトールという抜け穴があります。


キシリトールと聞いてまず思い当たるのはガムと思いますが、チョコレートやクッキー、グミなども盛んに作られています。一般的な売り場ではあまり置いてないので、通販サイトに頼るか歯科医院で購入するのがよいかと思います。まぁこれは…実のところ通販サイトの方が安いことが多いかもしれません!


キシリトールは樹脂からとれる糖質で、木糖とも呼ばれます。お口の中に常に存在するミュータンス菌のエネルギーにならない糖質であり、キシリトールのお菓子を食べた後に歯磨きを怠ったとしても虫歯になりにくい性質を持っています。もちろんそのままでは口臭や歯周病のおそれがあるのでお気をつけいただくのですが、普通のスクロースやラクトースといった糖のものよりは、虫歯においては安全なのです。


再石灰化を促し歯質を強化する効果もあると言われていますが、こちらは成分そのものというよりも咀嚼によって唾液が増えるからという意味らしく、食事全般であてはまることになってしまうようです。


味についても個人的な所感を書いておきますと、ちょっとだけクスリっぽい感じがあります。明治とか森永といったメジャーなメーカーのものとはやはり違いました。ただ決して不快なものではなく、メンソール感のあるフレーバーが効いたチョコレートといったところで、しばらく食べてるうちに全然気にならなくはなりました。成分が鼻に抜けていく感覚が今健康になってるな…となんとなく感じさせてくれます。


高カカオや高ポリフェノールのチョコも流行っていますが、高キシリトール(?)のチョコもおやつにいかがでしょうか。摂取後の歯磨きと、一度に多量に摂取するとおなかがゆるくなることの二点だけお気をつけください。

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マール歯科こどもおとな歯科

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